アトリエぱおの願い
アトリエぱお造形教育研究所
代表 加藤宇章
rinen_教育理念★
全ての人は創造力の遺伝子をもつ……

これは私の信念です。

 人類史をふりかえると、それは「創造の歴史」そのものです。
 4~500万年も前、猿と何一つ変わらない生活をしていた我々の祖先は、時を経るにつれ、さまざまな発見をし、道具を使い、言葉を操り、音楽を愛で、絵を描き、あらゆる工夫を重ね、厳しい氷河期を生き抜きました。彼らは、いずれ国となる村を築き、産業となるさまざまな技術を発見し、科学技術を磨き、精神文化を育み続けます。 そして唯一の現生人類ホモ・サピエンスとして現代に生きる私たちに繋がっています。遥か昔、一時は2,000人程までに減り、絶滅の危機を迎えていた人類も、今や80億人に達しようとする地球の支配的な種となり、多くの過ちも犯しながらも、人を月に送りこむ科学技術、地球環境への甚大な影響力を持つにいたっています。
 人類が重ねてきた気の遠くなるような時の中で培った経験、つまり「ものづくりの技」は、その基礎となる「創造力」によって支えられています。そう「ものづくりする生き物ー人類」の血には「創造力の遺伝子」が流れているのです。現代そして未来を生きる者に 脈々と受け継がれる「創造力」を育むことは、人として命を繋ぎ続ける事と等しく、重要で尊い行為なのです。 
 
 壮大な人類史を振返るまでもなく、私たち自身が、幼少の頃からお絵描きや積み木あそび、図画工作の時間を楽しんでいました。私どものように専門家の道を選んだ者でなくとも、多くの人々が少なくとも幼少期には創作が大好きであったでしょうし、造形美術に限らず、職場や学校・家庭生活そして趣味の中で、何らかのものをつくり、または改善をする工夫をしているはずです。それら全てが人間の創造的活動です。
 そうです。全ての人は創造力の遺伝子を持っているのです。

 今も過去も現在もそして未来も、アトリエぱおで大切にしていること、それは以下の6つです。
1 これからの時代に、さらに重要度が増す『創造力』の育成
2 創意工夫を重ねたカリキュラムと、解りやすい授業
3 専門性の高いアーティスト集団による、はつらつとした楽しいレッスン
4 幅広いテーマでの考察と、さまざまな素材・技法の実体験
5 絶対的正解のない表現活動を通しての多様性の受容と、他者・自己の肯定
6 障がいを個性の一つとして捉え、皆と同じクラスでのバリアフリーの活動
 それらを日々のレッスンで実行していくために、人と接するのが好きな現役のアーチスト達が、知恵と経験を寄せ合って、カリキュラムや指導方法を研究・検討しながら、それぞれの個性を活かしてレッスンに臨んでいます。

 そして会員さんやご家族のご要望に応えることも私たちの大切な仕事です。
「○○やってみたーい!」「△△できると良いな」と、ぜひリクエストを寄せてください。
「ああ!○○ね。良し来た、やってみよう!」と経験を活かしたり、
「△△?どうやったらできるんだ?」…「よし挑戦してみよう!」と講師陣の開拓者魂に火をつけてください。
皆さんに楽しんでもらい、自らのスキルもアップできる…そんなに嬉しい事はないからです。

年齢や目的に関係なく様々な市民が、創作活動を通して「創造力」を育めるアトリエ。
そんなワクワクする楽しい空間を「創造」したい…それがアトリエぱおの願いです。

(上の写真:アトリエぱお創立当初 広島市現代美術館鑑賞ツアーでの子ども達の様子)

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