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アトリエぱおとはBlog

イラスト:リンゴ

イラスト:絵具と人物

ピアノクラス 2013.12.12

ピアノレッスン日記 №163

こんにちは ピアノクラスの溝尻です。
もうすぐクリスマスクリスマス雪冬休み晴れお正月! 子どもたちにはわくわくする季節ですね。

クリスマスイブはピアノクラスのクリスマス会。
ひとり数曲弾き、ミュージックベルなどで即席合奏し、みんなでケーキを食べてあそびます。
クリスマス会はレッスン室で行うので、外の会場で行う発表会とは一味違った、和気あいあいとした楽しみがあります。

さて。この冬に、私の姪が幼い子二人を連れて私の実家に遊びに来ます。
3歳のお兄ちゃんの「ひいじいちゃんちでやりたいことリスト」のひとつに「ミッキーマウスマーチを弾くこと」があります。
よろしくね! と姪に託された次第。
ミッキーマウスマーチ・・良く知られた、ドッドドッドドッドドッド レードシーラソー~るんるん の、あの曲です。

う~ん。。
小さい子にとって、この曲には2つの高いハードルがあります。
その1
符点のリズム=スキップのリズム。
スキップの特訓をしておくように、姪に指令。

その2
レードシーラソー のように、高い音から低い音へと向かう音型が多い=右手で弾く場合、弱い指である小指や薬指から弾くことが多い。
指の神経が未発達な小さい子どもたちは、薬指や小指が動かしにくい。
この逆に、低い音から高い音へ向かう(親指や人差し指からスタートする)ほうが弾きやすいのです。

わずか数日間の滞在で、ピアノが弾けて楽しかったわーい(嬉しい顔)また弾きたいわーい(嬉しい顔)と思えるにはどうしたらよいか。

レッスンのときは「生徒」を注意深く観察し、その反応をみながら、臨機応変に対応できるように引出し(ネタ)をたくさん用意しよう。
いろんな反応を予想し、たくさんの想定問答を用意しよう。

小さい子がピアノに興味を持てるように、楽しいと思えるように、責任重大であります。