アイコン
アトリエぱおとはBlog

イラスト:リンゴ

イラスト:絵具と人物

ピアノクラス 2012.01.26

ピアノレッスン日記 №133

こんにちは ピアノクラスの溝尻です。
毎日寒いですね。
ピアノクラスでは、3月の発表会をひかえて練習に余念がありません!
披露する曲の練習はもちろんですが、同じように、あるいはその曲以上に熱心に指導しているのが、基礎練習です。

「美しい音を奏でる」
これは、大事なことです。どんな楽器でも。
いくら一生懸命弾いても、音が濁っていて汚かったり、力まかせに弾いてしまって音が伸びなかったり、硬く耳障りな音になってしまったら、その演奏は聴衆の心に響くものになりません。

「美しい音を奏でる」
ピアノを始めて数年の、小中学生には難しい注文です。
私だって、どのくらい美しい音が出せるか、自信はありません。

からだ全体の余計な力を抜いて、
指はねっこからしなやかに動かして、
指先をやわらかく保ち、
打鍵したらすぐに力を抜いて、
ひとつながりのフレーズの初めの音ははっきりと弾き、最後の音は特にやわらかく弾いて、
などなど。

生徒さんは習熟度に応じて、これらの基礎訓練の教本で練習しています。
そして、曲の指導の中でも、特に打鍵について口うるさく指導しています。
発表会の曲をしあげるだけではなく、基礎訓練もていねいに、ていねいに、練習をしましょう。
ピアノクラス 溝尻雅子