アイコン
アトリエぱおとはBlog

イラスト:リンゴ

イラスト:絵具と人物

ピアノクラス 2012.02.09

ピアノレッスン日記 №135

ピアノクラスの溝尻です。外は雪です雪雪雪雪雪

「ゆびがついてこんのんよ」
Sちゃんが、一言、ポツリ。
Sちゃんは、どんぐりがころころころがる様子を表現した曲を練習しています。
左手で、8分音符♪♪で「ドレミファソ~」と弾く部分が何箇所かあり、小指から親指に向かって順番に5本の指を動かすのですが、なかなか指がうまく動かないのです。

特に、小指と薬指。

「どんぐりころころ」 どころか、「でっかい石がごろごろ」・・のような曲になってしまいます。

小指と薬指を別々に素早く動かすのはなかなか難しい。もたもたしてしまって、下手すると音がくっついてしまう。

どうしてこの2本の指は別々に動きにくいのか。
それは、神経の伝達が分離されていないからです。
親指と人差し指、中指の3本は普段の生活で細かい作業に使うので、子どものころからの生活の中の「訓練」で分離されてきます。
ピアニストやギタリストは、薬指と小指が別々に動くように「訓練」していかなければいけません。

指の訓練のための教本はたくさんあります。
もちろんそれらも使用しますが、いかにも「訓練」っぽい練習曲だけでは味気ないので、
この曲のように、どんぐりが転がる様子をイメージしながら、そのイメージに近づけるように、
指を根っこから動かそうね、鍵盤から引き上げるスピードも大事だよ、
などと声かけをして練習を重ねています。

ピアノクラス 溝尻雅子