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プチクラス 2021.03.09
”フロッター樹コラー樹”
プチクラスでは、モダンテクニックのフロッタージュ(こすりだし)・コラージュ(のりつけ)の技法を使って、
2週に渡って制作をしています。
プログラムのタイトルは ”フロッター樹コラー樹”
フロッター「ジュ」&コラー「ジュ」と、「樹(じゅ)木」の言葉遊びですね。
まず1週目はフロッタージュ。
凸凹したいろんな素材を紙の下に入れて、クレヨンでこすり、模様を転写します。
木になる部分は茶色のクラフト紙に、
葉っぱになる部分は緑・黄色・ピンクの紙から好きな色を選んでフロッタージュを楽しみました。
そして、葉っぱ用の紙は葉っぱの形になるようにハサミでチョキチョキ。
ほら! 16枚の葉っぱができあがり!
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2週目はコラージュ。
茶色のクラフト紙は「木」になるものでしたね。
木の太い幹の部分と枝の部分。いろんなサイズでカットします。
木の作り方の仕組みは、ブルーノ・ムナーリの本「木をかこう」を参考につくりました。
「木をかこう」 ブルーノ・ムナーリ作 / 須賀敦子訳 至光社国際版絵本
木は、幹から2つに枝分かれし、またその枝から2つに枝分かれし、だんだん細くなる仕組みです。
木はいろんな種類や形の木がありますが、よく見るとその規則性はどの木にもあります。
「木」ができたら、次は「葉っぱ」です。
黄色やピンクの葉っぱの子は、秋の紅葉した木の雰囲気に。
緑の葉っぱは新緑の木ですね。
葉っぱが落ちているように貼ってみたりと、風を感じる作品になりました。
こどもクラス 梶木淳子