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ピアノクラス 2012.10.25
ピアノレッスン日記 №150
ピアノクラスの溝尻です こんにちは。
私はキリスト者ではありませんが、幼少のみぎり3年間通った幼稚園は教会でした。
礼拝や日曜学校があり、そこで歌われる讃美歌が大好きでした。牧師様のお話はちっとも覚えていませんが、讃美歌の美しい響きはからだにしみ込んでいます。
そして、小学校入学の頃にレッスンで学んでいた「ラインハルト・オルガン教本」
この教本から、私は和声の美しい響きを学びました。
先生は理論的なことを教えてくださいましたが、当時の私は理解しようともせず(というよりも、なぜ理論が必要なのか、その理由がわからず)、耳と感覚で響きを楽しんでいました。
幼少の頃のこのふたつの経験が、私の音楽の基礎をつくっているのではないかと思います。
ピアノの技法を習得するときに、練習はもちろん大切なのですけど、耳を育てることも大切。
レッスンではCDを聴いたり私の演奏を聴いてもらったりしていますが、普段の生活の中に音楽をとりいれて、自然と美しい音楽が耳に入ってくる、そういう環境を作っていきたいですね。
ピアノクラス 溝尻雅子