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キッズクラス・ジュニアクラス 2021.05.20
何にみえるかな? キッズクラス
本日のレッスンは「何にみえるかな?」
まず具象絵画と抽象絵画の違いについて説明しました。
抽象絵画の名画をいくつかスライドで流し、なにを感じたか・何に見えるか、おのおの発見したものを発表してもらいました。
ワニが口を開けて何かを食べてる!
目の下に白くて丸いものがある、涙? 泣いてるみたい。
(白髪一雄)
黒いところが木で周りの白いのが花にみえる!
(ジャクソン・ポロック)
他にも、
大きな鳥が他の鳥を食べてる。
わたしにはこれが道路に見える。
虹がかかってる!
これらは、床に置いた大きなキャンバスに、絵の具をハケでぶつけるようにして描いていたり、天井から吊るした縄を掴みながら両足で絵の具の上を滑るようにして描いてるのだと伝えると、みんなびっくり。
想像力が活発に働き、早く自分も絵を描きたい!っと
あたたまってきたところで制作に入ります。
きょう使う技法はモダンアートテクニックの「ドリッピング」
おひさまパワーで絵具を乾かしている間に、今日使ったすべての道具をお片付け。
つぎは、絵を眺めてみたて遊びをします。
・サラダの野菜にみえてきた。
・ストローで吹いた絵の具が細長く伸びたところがヘラクレスオオカブトのツノにみえる!
・タツノオトシゴがいるみたい。
色鉛筆や水性ペンで絵に少し手を加えます。
・緑のサルの国にゾウの群れがやってきた。紫の道を進んで行って (物語が始まり)…
・僕の絵もみて、これはスポーツカー、クチバシの大きな鳥、これは何かの目に見える…
・この絵にたくさん動物を見つけたよ。うさぎも亀も一緒にいる。
・イカやタコが、インクをはいて戦っているところ
子どもたちのユニークな発想力に「そう来たか!」と唸らされることがたくさんある、楽しい時間でした。
こどもクラス担当 溝尻奏子