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ピアノクラス 2012.12.06
ピアノレッスン日記 №153
ピアノクラスの溝尻です。
今日も寒いですね
今日は初雪も
あまりにも寒いので、生徒さんの到着が、室温の変化でわかります。
一軒家ですから、玄関の開閉でレッスン室の温度が少し下がる。隙間風のいたずら。
そして生徒さんがレッスン室に入ってきたら、さらに室温が下がる(笑)
ホントに寒いです。
さて。
生徒のあみちゃんが今とりくんでいる「きらきら星変奏曲」
あの、モーツァルトの作曲です。
おなじみの「きらきら星」が、いろいろと形をかえて登場。
速いパッセージがあったり、ずっしりとしたアルペジオがあったり、3拍子に変化したり。
練習曲としても使えるスグレモノ。
この曲は、以前私が暮らしていた家の目の前にあった某小学校で掃除の時間に全校放送で流れており、毎日毎日、私はこの曲を聴いていました。
この小学校の生徒も毎日毎日聴いていた、はず。
そしてかつて私が通っていた小学校では、朝の登校時間にはグリーグの「朝」、下校時刻になるとドヴォルザークの「新世界より」の2楽章(そのメロディは日本では「家路」のメロディとして知られていますね)が放送で流れていました。
この小学校の生徒たちも毎日毎日聴いていた、はず。
学校現場でクラシックの名曲が使われ、それを子どもたちが普段から聴いているということはいいことですね。
学校や街中やテレビや、普段の何気ないところで耳にしている名曲。
作曲家が誰か、とか、その作曲家はどの国の人でどの時代の人か、とか、それらを知識として知っていればちょっと自慢ができるかもしれませんが、それよりも、その曲そのものをまるごと楽しめるといいなぁと思うのです。
この曲好き!でもいいし、こういう暗い曲は好きじゃない、でもいいし。
名曲には力があります。
クラシック音楽を、敷居の高いものとして構えてしまうのではなく、普段から自然と生活に取り入れて楽しんでいきたいですね。
いやぁ 音楽って ほんっとうに いいもんですねぇ~