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ピアノクラス 2011.05.12
ピアノ連弾の楽しみ
1台を二人あるいは三人で弾くピアノ連弾。
一人で演奏するのとは違った、奥深い楽しみがあります。
私は大学1年生の時にピアノ連弾の面白さにはまって以来、ピアノ指導者となってからもレッスンで積極的に連弾を取り入れています。
連弾は、
うまくリズムにのれなかったり演奏の途中でとまってしまう癖のある生徒の矯正としても効果がありますし、
1台のピアノを4本の手で演奏するので、びっくりするくらいの音の厚み・深みがでますし、
ペダルに足が届かない生徒でも、私が踏むペダルの効果によって、一気にプロっぽい演奏になるし、
二人で息を合わせて演奏するドキドキ感も得られるし、
いいことがたくさんあるのです!
私は連弾がとても好きなので、発表会では生徒は必ず連弾を1曲披露します。
連弾だけの発表会を開いた事もあります。
生徒さんたちと弾いてみたい曲はたくさんあります。
今ね、いい編曲がないかなあと探している曲がふたつ。
ひとつは、「埴生の宿」。
ピアノ連弾の編曲があることはあるのですけど、気に入らないのよね。
それで、ピアノクラスの卒業生で現在芸大の作曲科で学んでいるHクンに編曲を依頼することにしました。
もうひとつは、ラフマニノフ作曲の交響曲2番3楽章。
この曲のメロディはとっても有名で、多分みなさんも映画やドラマなどで耳にしたことがあると思います。
この曲のピアノ連弾の編曲を、輸入楽譜も含めて探すのですが、ありません。
ひとつだけ、ピアノソロの編曲はあったので注文してみました。
でも、きっと難しいだろうなあ。なにせ、オーケストラの曲を2本の手で演奏するのだから。
弾けるかなあ。。。
どなたか、この曲のピアノ連弾版をご存知の方がいらっしゃいましたら情報をくださいませ!
ピアノクラス 溝尻雅子