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アトリエぱおとはBlog

イラスト:リンゴ

イラスト:絵具と人物

キッズクラス・ジュニアクラス 2021.09.07

オンラインレッスン「野菜・果物の観察画」

 

きょうはオンラインレッスン。

緊急事態宣言のもと、感染予防等のためにオンラインを希望される会員さんのために、

9月は、対面とオンラインの両方でレッスンします。

水彩絵の具三原色(赤青黄)だけで、季節の野菜や果物を描きました。

オンラインレッスンに慣れた会員さんは、

講師のアドバイスを聞きながら黙々と制作。

はじめてオンラインレッスンに参加する会員さんも、

楽しそうに描いていました。

 

 

どうして、黒とか赤とか色がみえるんだろう?

色を混ぜたら、どうして違う色になるんだろう?

 

混色していくうちにいろんな疑問がわいてきます。

 

色を構成している物質に光の波長が吸収される。

反射する波長と吸収される波長があり、それによって色が見える(感じる)。

 

たとえば「黒」はすべての波長を吸収するので、反射する色が無くて黒く見える。
逆に「白」は、すべての色の波長を反射するから白く見える。
「赤」は、赤以外の波長を吸収して赤を反射するから赤く見える。

 

色と色を混ぜたら違う色に見えるのはなぜかというと、

反射する波長と吸収する波長のバランスが変化するから、違う色に見えるんだよ。

 

色は「見えている」んじゃなくて「感じている」んだ。

 

三原色の赤・青・黄は、混色してもできない色。

でも、この三原色を混色したら、ほぼすべての色ができるんだよ。

白とメタリックな色(金、銀)と蛍光色は残念ながらできないけどね。

 

うん、なるほど!

 

観察画のレッスンでなぜ三原色しか使わないかというと、

三原色の混色でいろんな色を作ることをみなに体験して楽しんでほしいからだよ。