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2013年以前の記事 2011.07.17
サマースクールのおススメ!2
さて、一昨日よりスタートしました、ぱお講師陣が夏の工作教室「サマースクール」のオススメプログラムをリレーで繋いでご紹介する、毎年夏の恒例ブログコーナー「サマースクールのおススメ!」。
第2回目は、動きもの担当の浅原がオススメするこのプログラム。
からくりマスター2号
今年も調子に乗ってムービーを作りましたので、まずはムービーをご覧ください。
SS2011からくりマスター2号
1合入りの升(ます)を使うので「からくりマスター」。
じゃあなんで1号じゃなくて2号かというと、このプログラム、実はアンコール企画で、5年ほど前にやって大人気だったので、さらに改良を加えて取り組みます。
先代が「からくりマスター1号」だったので、今回は2号なんですね。
ハンドルを回すとギアが周り、升の上部にとりつけた人形が上下しながら不規則に回ります。機械的にクルクルきれいに回らないのがみそで、そのおかげで生きているような動きをします。
日本では「からくりに人形」、海外では「オートマタ」と呼ばれ、18~19世紀のヨーロッパで科学者であり最高の技術者でもあった「時計技師」たちによって生み出された「機械仕掛けの芸術品」です。
そういわれれば、時計の内部の仕掛けみたいですよね。ちなみに今回は「カム式」という仕掛けで作ります。
なので、工作だけでなく理科や物理の要素もあるので、仕組みをしらべれば夏の自由研究の材料にもなりそうですね。
サンプル作品は「大波に揺られる船」ですが、人形は自由になんでも作れるので、この上下しながら不規則に回る動きに似合うのは何か?を考えるのが一番のポイントです。
ぜひ、あらかじめいくつか考えて来てくださいね。
僕なら何にするかなあ?
「UFO」「走るウサギ」「踊るカメ」「回りながら生えてくるキノコ」「跳ねるボール」・・・・
イメージが膨らみますね。
浅原