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芸大美大受験科 2022.08.16
多摩美術大学・武蔵野美術大学の説明会レポート@受験科
アトリエぱお受験科に多摩美術大学と武蔵野美術大学の先生方をお招きして、大学説明会を行いました。
多摩美術大学からの「文化の中心地東京でデザインを学ぶ意義」のお話が印象的でした。
近頃はアニメやゲームに携わりたい入学生が多いけれども、大学で視野を広げ、卒業時には大半が別の方向に興味を持ちさまざまな分野で活躍するそうです。
武蔵野美術大学の油絵学科の先生からは、
・統一の試験で一斉にふるいにかけられる学生は多様性がなく面白味がない。
・描写力がある/色彩が豊か/即物的・合理的に判断して構成する、など様々な学生のための入り口を作って多様性を持たせたい。
・基礎を重要視しており、別専攻の授業を体験する取り組みも行われている。
そのような説明がありました。
生徒達の持ち込み作品も丁寧に講評していただき、具体的な技術的な改善点のほか、「良い作品をたくさん観て美意識を磨こう」とアドバイスを受けました。
アトリエぱおでも常に生徒に勧めていることですが、志望大学の先生からの言葉は重みが増しますね。
レベルの高い合格者の参考作品も多く見せていただき、生徒たちにとっても大いに刺激になったようです。