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サマースクール 2022.08.18
釉薬掛けと本焼き~陶芸作品ができるまで④
お盆休み期間は、窯場は大忙し。
素焼きした作品の、釉薬掛けまつり。その様子をレポートします。
釉薬をかけるのに必要な道具たち。
釉薬はちょうどよい濃度に調整してあります。
その調整の様子はこちらのブログをご覧ください。☞https://www.a-pao.com/18602/
①釉薬をよくかき混ぜて
②施釉用のハサミで作品をつかんで
③釉薬の中にそーっと「つけ掛け」
④釉薬が生地に定着するまでハサミでつかんだまま待つ
⑤撥水材の上にのこった釉薬をふき取ります
⑥「下げ板」がわりのコンテナにおさめて少し時間を置きます。
すぐに窯に入れないのは、釉薬の湿り気で窯の中が湿気ることを防ぐためです。
⑦ そして窯入れ。約100点の作品が入っています。
窯の中は作品がぎっしり。
窯場には、素焼きを終えた焼成待ちの作品がたっくさん。
水拭きして、撥水材を塗って、釉薬をかけて、本焼きして、裏刷りして、みなさんのもとに届けます。
陶芸作品ができるまでの工程を、ブログで連載しています。
ぜひ、ご覧ください。
その1「作品処理と窯入れ」https://www.a-pao.com/18288/