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ピアノクラス 2009.04.23
昨今のピアノ教則本事情
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ピアノ教則本。
半世紀くらい前は、バイエル、ツェルニー、ブルグミュラー、ソナチネ・・ドイツの教則本が主流。
師事する先生がフランス派の先生なら、メトードローズ、ピアノの練習ABC、ラジリティなど。
最近は、アメリカの教則本が主流になりつつあり、
バーナム、バスティン、グローバーなどがよく使われます。
また、日本のこどもには日本の教則本を! という運動も20年位前にあり、湯山昭、林光、三善晃など、日本を代表する作曲家が日本のこどものためにいろんな教則本、曲集を作っています。
どれも一長一短があり、長年ピアノ教師をやっていますが「これ!」という1冊に出会えない。。。
それぞれの教則本の特長を生かし、自身の感性を信じて「練習する価値がない」と判断すればその曲をばっさり切り捨てて、生徒の反応をみつつ、今日もレッスンは続きます。
ピアノクラス 溝尻雅子