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2013年以前の記事 2009.08.31
サマースクール日本画。
2009年のサマースクール、終了しました。
皆さま、今年も素敵な作品ができましたでしょうか。森です。
今日はサマースクール終盤で開催された
日本画プログラムについてです
ん?みんな何をしてるのかな?
せっかくの材料の和紙をぐしゃぐしゃに
。。。ご安心ください
実は今年の日本画は、小さな絵の中に技法がぎゅぎゅっとつまってるんです
絵を描く前に、絵の具を塗った和紙をぐしゃぐしゃに揉み、
丁寧に広げてから裏側に薄い紙を貼り付けます。
これをもみ紙と裏打ちといいます。ここまででも結構大変
でも、とてもおもしろい模様が紙につくんですよ。
もみ紙に加えて、自分で模様を追加している子もいました。
裏打ちも終わったら、絵の具を自分で溶いていきます。
日本画の絵の具は、ニカワという
動物性の接着剤をまぜてからでないと使えません。
みんなで協力してたくさんの絵の具を作るんです
そして、あらかじめ描いていた下絵を写して
色を塗っていきます。
3時間半の長いレッスン、やること盛りだくさんなので
完成したときの感動もひとしおですよ。