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ピアノクラス 2008.06.19
ピアノレッスン日記 №64
ピアノクラスには高校3年生が2人在籍しています。
音楽の道に進むわけではないのですが、2人ともピアノが大好きなので、忙しい中でも時間を見つけてはピアノを弾いています。
中学受験の時も高校受験の時も、レッスンをお休みすることもなく毎週通ってきていました。
さすがに高校生になると定期試験の真っ最中には試験勉強のためお休みするようになりましたが、
定期試験が終わるとすがすがしい顔でレッスンに来ます。
今は2台ピアノのための曲を練習しています。
あきちゃんとはドビュッシーの「月の光」を、
あゆちゃんとは「もののけ姫」の挿入歌「アシタカとサン」を。
また、あゆちゃんとはリストの「ラ・カンパネラ」も連弾で演奏しています。
ふたりともとても表情豊かに演奏します。
そして音楽がとても好きなので、その気持ちが自然と演奏に表れます。
一緒にピアノを弾くのがすっごく楽しい。
いつまでもいつまでも一緒に弾いていたい、そんな気持ちになります。
あきちゃんは幼稚園の年長さんから、あゆちゃんは小学校4年生からレッスンに通ってきてくれているので、
ふたりとのレッスンが私の生活の一部になっているような感があります。
今年の12月の発表会に出る予定でレッスンをしていますが、
ふたりとも大学受験を控えています。
発表会が終わったら、ピアノクラスも卒業になるでしょう。
生徒達はいつかは私の元を巣立っていく、
それはわかっていても、なんとも寂しいものです。
レッスンはあと数ヶ月だけれども、一緒にピアノを弾いた感触をずっとずっと忘れないように、
1回ごとの演奏を大切にしていきたいと思います。
ピアノクラス 溝尻雅子