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中高生クラス・おとなクラス 2007.02.26
自慢の一品!
こんにちは。おとなクラスの畑です。毎日花粉、飛んでますね~。
くしゃみと鼻水が止まりません。。。
さてさて、今年1回目の窯出しが先日ありました。(キッズのかわいいイノシシの写真がここにも載ってましたよね)
今回も力作がいっぱいです。それではいくつか紹介させていただきましょう!
こちらはKさんの作品です。お皿は黒御影に白化粧を施し掻き落しで模様を描き、透明釉を掛けてから下絵絵の具で彩色してあります。スプーンは黒御影に黄色の化粧泥で模様を付け黄瀬戸釉が掛けてあります。どちらも存在感がありますね~。
お次ぎはSさんの蓋付き湯のみ。菊と蓮の花を半磁土でつくった生生地に染め付け象嵌し、素焼き後ダミで花の陰影を付けてあります。途中蓋のつまみがとれてしまったりとヒヤヒヤしたりもしましたが、とっても上品に仕上がってよかったですね!
こちらはMさんの花器です。昨年に引き続き大物作品を作られました。赤土に黄瀬戸釉を全体に掛けた後、瑠璃釉と織部釉を流し掛けてあります。大胆で男性らしい作品じゃないですか。
さてこれはTさんの端午の節句のカブトですね。まだまだ5月には月日がありそうな気がしますが、陶芸制作ではけして早すぎるなんてことはないのですね。季節は先取りでいいのです。もっともっと先取りした作品もあるのですが、今回は温存しておきます。。。
さてさて作品についてですが、黒御影で板作り(型はお分かりと思いますが、折り紙のカブトから取っているのですね)、焼き締めた後金彩してあります。今から5月が待ち遠しいかぎりです。
最後にUさんのお皿です。これは昨年広島でも展覧会があったレオナルド藤田のお皿のデザインを模してつくられたものです。赤土で作った生地の上にまず白化粧泥を施し、黒化粧泥で大きい模様を描いてから掻き落しで細部を仕上げてあります。実際の藤田のお皿はもっと小さいサイズでしたが、このお皿は20センチぐらいの仕上がりになっています。藤田の皿がきっとそうであったように、Uさんのお宅で大切に使われていくことでしょう。。。
まだまだ紹介したい作品はあるのですが、今回はこのぐらいにしておきます。
次もおたのしみに。