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ピアノクラス 2007.03.08
ピアノクラス卒業生の、その後
「今日はピアノが弾ける」
元気よく学校から帰ってきたのは高2のMさん。
彼女は高校に入学してから始めた弓道でめきめきと頭角を現し、
インターハイにも出場。
部活が忙しくなってピアノレッスンは卒業しましたが、
家では時間があればいつもピアノを弾いているそうです。
今は学年末試験中で部活がない、ということは、
ピアノを思いっきり弾く時間がある、ということ。
存分にピアノの音色を楽しみ、夜は試験勉強。
試験中なのにピアノを弾いていて大丈夫なの?
という心配はご無用です!
右脳(音楽などの芸術領域)と左脳(いわゆるお勉強脳)を両方働かせることで、脳が活性化するんですよ。
当然、勉強の能率もアップ。
机にかじりついていることだけがいいとは限らないんですよね。
Mさんと同級生のHさんも、ピアノをよく弾いているそうです。
おりしも‘のだめ‘ブーム。
先日もこんな相談がありました。
「ラフマニノフのピアノコンチェルトを弾いてみたいんだけど、
私の持っている楽譜だと簡単すぎるので、なにかいい楽譜はありませんか?」
たしかに、それは簡単に編曲してあるのでHさんには物足りないでしょうね。
私は連弾譜は持っていますがHさんはひとりで練習しているのでソロがいいでしょう。
いい編曲の楽譜をさがして連絡してあげるとHさんと約束。
…ところで、連弾譜をひとりで楽しむ方法もあるんですよ。
これについては、またいつか。
中学時代は水泳の選手として名を馳せた高1のAくん。
真っ黒に日焼けして颯爽と演奏する姿は、おかあさんたちの憧れの的でした。
男の子がピアノを弾けるってかっこいいんですよ。
その彼も、今もピアノを楽しんでいるそうです。
「ピアノの音が聞こえると、やはり嬉しいですね」と、おかあさん。
私も嬉しいです!!
中学入学と同時にピアノを卒業したKくん。
やはり音楽の道にすすみたいと、一念発起。
今は作曲家を目指して東京で一人暮らしをしながら勉強中。
もうすぐ入試本番です!
頑張れ
みんな、それぞれの方法で音楽と親しんでいます。
ピアノ大好きの気持ちを大切にしてくれていて、
本当に嬉しいです。
ピアノクラス 溝尻雅子