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ピアノクラス 2007.05.17
うちの子、音痴でしょうか?
ピアノクラスの生徒さんのお母さんから、
うちの子、音痴かしら? と聞かれることがあります。
ピアノのレッスンではドレミなどの音名で歌いながらピアノを弾く練習をしますし、
リズム打ちをしたり簡単なフレーズを歌ったり、ということもしますから、
だいたい自然に音程もとれるようになります。
しかし、うまく音程がとれずに、いわゆる一本調子で歌う生徒さんもいます。
音程をとることが苦手な生徒さんには、声の低いハスキーボイスのタイプが多いように思います。
ほかの子のように高い声が出しにくいので、学校や幼稚園でみんなと歌うときにうまく合わせられないのかもしれません。
そういう生徒さんは、低い音域で歌の練習をします。
まず、ひとつの音を決めて、高さが正しく出せるように繰り返し練習します。
次に、その音を基準に、ド・レ、 ド・ミ、 ド・ファ のように、音程を意識しながら歌います。
歌いながら手で音の高さを表現するのも有効です。
身体を使って音の高さの違いとその幅を認識するわけです。
なれてきたら音の数を少しずつふやして、
ド・ミ・ド、 ド・ファ・ド、 シ・レ・ド、 ミ・ファ・ソ・ミ・レ などなど、声の出しやすい音域で、ドレミファソラシの7つの音を組み合わせてピアノの音を聴きながら歌います。
根気よく続けると次第に音程がとれるようになります。
ピアノのレッスンは週に1回しかありません。
おうちでお母さんと一緒に練習することをお薦めします。
姿勢を正しく、口を大きく開けて、ピアノの音をよく聴いて歌うこと、これさえ守れば、音程が少々はずれていても気にしなくてもいいです。
また、アニメの曲でもいいし、好きなグループの曲でもいい。
どんどん歌いましょう!
ご家族でカラオケもいいですね。
声を出すことにも、正しい音程で歌うことにも、だんだんなれていきますよ。
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ピアノクラス 溝尻雅子