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アトリエぱおとはBlog

イラスト:リンゴ

イラスト:絵具と人物

2013年以前の記事 2006.10.02

「いちのや」塩チャーシュー麺

加藤です。
元会員さんがオーナーシェフの「いちのや」さんに行ってきました。
所は東蟹屋町…東区民文化センターのすぐそば、印象的な外観がおしゃれなラーメン屋さんです。
京の町屋のイメージの店内、感じの良い店員さんの対応はとても落ち着いた雰囲気。無垢の木材を使ったテーブルにはお店のロゴの象嵌が施されているのに気づきました。こうゆう店って味にもこだわるに違いないと、期待が膨らみます。
写真は今回いただいた「塩チャーシュー麺」です。麺はするすると入ってもちろん美味しいのですが、何と言ってもダシの効いたスープぴかぴか(新しい)が絶品!!ラーメンのスープというより具材の旨味が解けこんだ鍋料理のような深見のある味わいに、気がついたらスープを飲み干してました。わーい(嬉しい顔)
食後柏原ご夫妻からうかがったお話。
スープは動物系と植物系の2種類のダシを絡ませ、素材も一つ一つオーナー自身の眼と舌で丹念に探したそうです。例えば塩…手間を惜しまず作られた「下関の最新」の塩はミネラル分が豊富に含まれているのだそうです。
自然素材だけでとるダシだけに季節によって微妙に味わいが変わる等苦労も多いのだとか。とんこつが油絵なら、うちのラーメンは水彩画との一言が印象で気でした。
もともと染織やCGのお仕事をされていたオーナーの柏原さんは自他共に見とめる凝り性。ご長男のぱおKIDSでの活動がきっかけで入会した柏原さん。アトリエではデッサンや塑像などのアートワークに、CGにはない「実体感」や「手応え」を感じながら制作に臨む姿は根っからのクリエイターでした。
そんな彼がラーメン店を開く、と聞いた時は正直驚いたのですが、今回お話をうかがって、ラーメン作りにかけるこだわりや真摯な姿勢に感動さえ覚えました。
一皿一皿、麺のそしてスープの手応えを確かめながら「湯切り」をする姿に「物作りの誇り」を感じた本当に美味しい一杯でした。
皆さんも素材の味わいを活かした水彩画のようなラーメン…一度ご賞味あれ!

お店の情報は以下をご参照ください。

http://coupons.yahoo.co.jp/bin/detailview?id=at98692434&.src=coupon&.done=