Blog
中高生クラス・おとなクラス 2006.12.09
あの作品は今…
雨が続きますね、冬の雨は冷えます…
明日は晴れるそうなので、洗濯しなくてはっ!お布団も干さなくてはっ!
明日は家事で1日過ごす予定のそぶえです。
昨日、おとなクラスのUさんとお話をしていたところ
「今年の展覧会に、あの『家』の作品なかったですよね?」というお話しが。
昨年の展覧会に来てくださった方は覚えておられるかもしれませんが、中学3年生(当時)の女の子が作った、1/40サイズのミニチュアハウスのことです。これが実によくできていて、トイレはほんとに陶器で作っていたり、家具・家電も木や紙粘土で信じられないほど精巧に作っていたり、もうとにかく見れば見るほどスゴイ作品なのです。
この作品のことを、Uさんのお嬢さんが「今年はなかったね」と残念がっておられたそう。
昨年出した作品が、なぜ今年も待たれていたかというと…。
実はこの作品、あまりに細かくこだわりすぎているために、遅々として進まず、もうかれこれ3年余り作り続けているのです。過去2年「建築中・来年完成予定」の注釈つきで展示していました。もう既に最初に作った壁の色が変色しつつあります。作者の女の子は、今年無事高校生になり、そこで出会った演劇に夢中になり、それはそれは楽しく充実した高校生活を送っており、残念ながら今年の展覧会中も、島根まで遠征して公演してきたということで、展覧会には出品できませんでした。
しかし!作品は少しずつですが、建築されております!
やっと2Fにつながる階段もつきました。2Fの姿が見えつつあります。
来年こそ、きっと完成した、堂々たる2階建ての豪邸を御披露できるはず!と期待に胸が膨らみます!と、毎回顔を見るたび言い続けて、プレッシャーを与え続けています。皆さんもぜひ、彼女を見かけたら、「期待してるわっ!楽しみだわっ!」と言いつづけて下さい!きっと期待にこたえるはず。
でも、ほんとにスゴイ作品なんです。学校に部活に忙しい中、よくがんばってるなぁ、と感心します。皆さんにお見せできる日が楽しみです。
Uさんのお嬢さんのRちゃんへ、彼女からの伝言。「一緒に家作って、ぱお展で街作りましょう!」……。