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キッズクラス・ジュニアクラス 2023.05.24
観察画の楽しみ方
こんにちは、齊藤です。
今年の春は過ごしやすい気温の日が長いですね。
あちらこちらで一斉に花が咲き、マスク着用は任意になり、思い切り爽やかな空気を楽しんでいます。
さて、今年も「春の観察画のレッスン」が始まりました。
ジュニアクラスは色とりどりの花を、キッズクラスは花に野菜や果物も加えて好きなものを一つ描きます。
観察画のレッスンは毎週クラスでは年に３〜４回は行いますが、結構難易度が高めだと思います。
まず、使う絵の具は水彩絵の具で、失敗してもアクリル絵の具のように上から修正ができない、なかなかに扱いが難しい画材ということ。
次に絵の具は赤、青、黄の３色だけを使って混ぜて色をつくるということ。
さらに、花はきれいで魅力的なモチーフだけど、形が入り組んでいて描くのが難しいモチーフということ。
ゆえに、まだデッサンの描き方や絵の具の使い方になれていないと、思うように描けずにけっこう苦労している人も多いですが、毎回レッスンに向き合い続けることで、いつの間にか楽に色を作れるようになっています。
キッズクラスの頃は花だけで精一杯だったのが、ジュニアクラスになると花を生けているビンまで描けるようになっています。
ビンのような工場で生産される人工物は形がきっちり決まっているためデッサンの狂いがわかりやすい上に、ラベルの絵や文字も描く必要があって花以上に描くのが大変なのですけれどね。
観察画はその時描いた一枚だけを見ても素敵ですが、以前描いたものと見比べてみると自分の成長がわかります。
長く通っている方は、ぜひそういう見方もしてみてくださいね。
齋藤香織
アステール教室キッズ・ジュニアクラス、安佐南教室木曜キッズクラス、西広島教室金曜キッズ・ジュニアクラス、西広島教室土曜キッズクラス担当
