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芸大美大受験科 2023.06.28
人物画実習 藝大美大受験科
人物画実習。
今回のモデルさんはフランス人留学生。
顔の彫りが深く手足も長いので、東洋人を見慣れている生徒たちは自分達の常識とのズレに苦戦しています。
モデルさんの休憩中には本国でのお仕事の話などで盛り上がりました。
こうした交流の中で見せる表情や声、そして人となりは、絵の表現の方向性を決定付けます。
ですからアトリエぱおでは積極的な会話を促しています。
実習とは別ですが、先日、金沢美術工芸大学の教授がアトリエを訪問されました。
その際の会話の中で「就活のポートフォリオ(作品集)には必ず人物画を載せるよう指導する。人物を描く人は『勉強熱心な人』と人事が判断するから」とのくだりがありました。
ぱおでは誰かしらの高評価を得るためではありませんが、多様なことに興味をもって研究してほしいと願ってファイン系でなくとも人物画にも取り組むことを推奨しています。
上記の教授のお話のようにそれが正しく評価され将来に役立つのは喜ばしいことです。
今後も様々な事柄に興味を持てるように人物画実習含めいろんな実習への積極的参加を促そう!
と気持ちを新たにしました。