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会員さんへのお知らせ展覧会 2023.11.17
おすすめ映画情報「わたしたちの国立西洋美術館」
こんにちは、浅原です。
今回はおすすめドキュメンタリー映画の紹介です。
「わたしたちの国立西洋美術館」
ル・コルビジェ設計の建物が世界遺産になったことで、建物を建設当時の姿に戻すために大規模な改装工事をする美術館。
改装や休館の間の作品貸し出し、リニューアル後の常設展準備など、なかなか見ることができない美術館の裏側を追ったドキュメンタリーです。
わたしは行ったことありませんが、行ったことある人にはさらに楽しめそうです。
庭に展示していたロダンの大きな彫刻を移動するために、まるで怪我人のように包帯みたいな布をぐるぐる巻きにしたり、作品の買い付けではどのように作品を選んでどんな気持ちで届いた作品を見るのか、増え続ける収蔵作品を館内の限りあるスペースにどのように保管するのか、などとても面白いです。
わたしが一番面白いと思ったのは、リニューアル後の常設展の準備です。
ちょうどぱお展が終わったばかりなので、ぱお講師たちと同じように展示計画を立てたり図面を作ったり、計画のイメージと実際に作品を置いた時の差に驚いたり、作品と作品の間隔に悩んだりという姿はつい「そうそう、わかるわかる」と口に出てしまいます。
観たらきっと、次に美術館に行ったときにもっと楽しめると思いますよ。
日本のドキュメンタリー映画は配信サービスなどではなかなか観られないので、劇場での鑑賞がおすすめです。
広島では横川シネマで１２/１までやってます。
