アイコン
アトリエぱおとはBlog

イラスト:リンゴ

イラスト:絵具と人物

キッズクラス・ジュニアクラス 2023.12.10

クリスマス工作1回目 キッズクラス

こんにちは
モモちゃん先生こと、川崎ももです。
子どもクラスのレッスンで「クリスマス工作」に取り組んでいます。


最初に『世界にひとつしかクリスマスツリーがなかったら』(作・絵:池谷剛一 出版社:パロル舎)の絵本の読み聞かせを行いました。

 

幸せで夢の象徴であるクリスマスツリーになにを飾るのかを多くの人の視点で考えることで、世界の様々なことを少しでも知るきっかけになると良いなと思います。

世界中の人が争いがなくなることを祈っている、そんな絵本だなと感じました。


レッスンで作るクリスマスツリーは紙工作の作品で、2回に分けて作ります。

1回目のレッスンでは、4種類の絵画技法を用い、自分だけの模様紙を4枚制作します。


☆画用紙にマスキングテープを貼り、ローラーでコロコロ。

ローラーを使用することで筆跡(ふであと)や色斑(いろむら)が少なくなり、色の境目が自然で美しい仕上がりになります。

 

 

☆プチプチを使って雪のような模様を作ったり、

 

 

☆モミの木を模して筆触を残しつつ描いたり。

 

そして最後の1枚は、

☆みんなのおうちの台所に必ずある、〈あるもの〉を使います。

色水を塗った上に〈あるもの〉をパラパラ。

 

すると、色水の絵の具が薄いところは〈あるもの〉が光を通してキラキラに見え、濃いところは〈あるもの〉が絵の具を吸って濃い色になります。

〈あるもの〉が溶けるとジュワッと色が少しだけ広がったりとユニークな技法ですよ。

 

2回目のレッスンでは、1回目のレッスンで作った紙を使い四角錐を組み立てクリスマスツリーの形を作ります。

展開図を知り、平面と立体の関係を学ぶことで、空間把握力や倫理的思考に繫がります。
完成をお楽しみに!