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キッズクラス・ジュニアクラス 2024.01.26
「貝がらおひなさま」安田小アフタースクール教室
こんにちは 安田小学校アフタースクール教室キッズクラスのレッスンレポートです。
レッスンで作ったのは「貝がらおひなさま」
ひな人形の制作に使用するのは愛媛県宇和島で採れた色とりどりのヒオウギ貝です。
(ヒオウギ貝は、一般社団法人宇和島SDGs社会教育事業団から提供をうけました)
レッスンの始まりは、ひな人形の成り立ちについてのお話。
ひな祭りの原点と言われている「流し雛」の行事を知っている生徒さんもおり驚きました!
学校や普段の生活での知識をしっかりと蓄えていますね。
さて制作では、まずはお内裏様とお雛様それぞれに合う貝殻を、異なる大きさや色からこだわり抜いて選びました。
次に顔を描きます。
ひな人形はどんな顔をしてたかな?
どんな表情にしようかな?
それぞれ想いを込めながら顔を描きました。
そして衣装の制作では、えりと着物の色合いを意識しました。
えりが目立ち過ぎないかな。
隣り合う色が調和するかな。
それらを考えて「色合わせ」をしました。
選んだ色の組み合わせ一つでアクティブなイメージになったり、落ち着いた印象になったりと色は見る人に大きな影響を与えます。
こどもたちも日常生活の中から視覚的な刺激を受け成長をしています。
工作や絵画ではそういった学びをしっかり活かすことができますね。
制作の一部では千代紙を使いました。
千代紙とは昔から日本で大切にされてきた伝統品で、特に祝い事やお祭りで用いられる特別な紙。
その名前は、一説によると「千代に続く」という意味で、幸福や繁栄が永遠に続くようにと願いが込められているといわれています。
レッスンの最後にみなさんに、お雛様に敷く緋毛氈に見立てた赤い和紙をお渡ししました。
3月の桃の節句には、みなさんが作ったひな人形をぜひ飾ってくださいね。
安田小AS教室担当講師
兼沢まゆみ 川﨑もも