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キッズクラス・ジュニアクラス 2024.02.18
貝がらでおひなさま
こんにちは齊藤です。
アトリエぱおには、過去のプログラムで使用したもの、サンプル作成のために集めたものなど、様々な材料が保管されています。
その中でもひときわ存在感を放っていたのが美しい色彩と華やかな形が特徴の「ヒオウギガイ」。
宇和島の団体からいただいたもので、「これを使って、また何か作りたいね」と、時々スタッフの間では話が出ていました。
そしてついに３学期のプログラムで使うこととなり、あれやこれやと試行錯誤を繰り返して、貝の形と色を生かした「ひな人形」を作ることになりました♡
女の子の健やかな成長と健康を願う「ひな人形」。
このレッスンで衣装に使うのは、昔から幸福や繁栄が千代に続くという意味を持ち、祝事や祭りに時に使われる「千代紙」。
子ども達は最初におひなさまの顔を描き、続いて着物用の千代紙をじっくりと選びます。
それを美しく見せるための襟の色を選び、慎重に貝に貼り合わせていくうちに、貝がどんどんひな人形に変わっていきます。
写真の作品はアステール教室キッズクラスとジュニアクラスが作ったもので、表情も色彩も様々です。
ジュニアクラスのメンバーは、おしゃれに仕上げたいと悩んだ挙句に顔を作らないことに決めましたが、顔がない分、見る側が好きなように想像できて楽しいです。
ひな人形は一般的には３月３日が過ぎたらすぐに片付けるものと言われていますが、子どもの厄災の身代わりになるという説もあるため、気に入ったら一年中飾っていても良いそうですよ。
どうぞ、お気に入りの場所に飾ってみてください。
さて、このヒオウギガイを提供して下さった宇和島の団体・一般社団法人宇和島SDGｓ社会教育事業団は、毎年、貝絵アートコンテストを開催しています。
募集が始まったら改めてお知らせしますので、お気に入りの作品ができたら是非応募してくださいね。
一般社団法人宇和島SDGｓ社会教育事業団の取り組みについてはこちらをご覧ください。
