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アトリエぱおとはBlog

イラスト:リンゴ

イラスト:絵具と人物

キッズクラス・ジュニアクラス 2024.02.26

バードカービング キッズ・ジュニアクラス

こんにちは! こどもクラス講師の樺澤です。

キッズ・ジュニアクラスで『バードカービング』という、鳥の彫刻作品を2週かけて作りました。

「カービング」とは、素材を削り出してつくる彫刻の技法のこと。
主に木や石などの硬い素材を用いることが多いのですが、子どもクラスのレッスンでは、軽くて削りやすい素材を使用します。

1週目では、ヒートカッターという熱の力で切ることのできる特別な道具を使用して、この素材を切ったり削ったりしながら鳥の体を作ります。

 

ハンドサンダーややすりで鳥の体の丸みをだします。


平面的な絵画と違って、上下左右前後のあらゆる方向から見ても鳥の形らしさを出すため、様々な方向から観察したり触って丸みを確かめたりしながら、本物の形に近づけていきました。

 

2週目は鳥の毛並みや模様などをよく観察しながら着彩をしました。

 

 

 

羽毛の質感を出すために、「ドライブラシ」という技法を使います。

ドライブラシとは、あえて筆の毛先をパサパサにして水分の少ない絵の具を少量つけてたたきつけるように、または箒で履くように色を塗る技法です。

 

 

今回のレッスンでは、特に立体物の【奥行】を意識して制作を行いました。
これらを考えながら制作することで、空間認識能力を深めることが出来ます!

この力は将来の職業選択の幅を広げることにも繋がりますよ。
そのような工程を経て完成した、自分だけの鳥たちは窓辺においても素敵ですね。

 

 

 

 

 

↓こちらは、アトリエぱお広報担当の大山が、10歳の頃にぱおで作った鳥。指導は、現子どもクラス主任の浅原裕貴。

20数年たった今でも、飾ってありますよ。みなさんも、ぜひおうちで飾ってくださいね。