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プレプチプチクラスキッズクラス・ジュニアクラス 2024.03.06
タッチー先生日記 ①
こんにちは^_^ 帽子の先生こと、刀川です。
この「タッチー先生日記」では、わたくし刀川の作品や家族、プライベートでの出来事を皆さんに少しずつ紹介しようと思います。
第一回は、
「わたしが絵を好きになったきっかけ」
と題して、幼少期の頃を回想してみようと思います。
わたしは物心ついた時には絵を描いたりものを作ったりするのが大好きで、紙と鉛筆があればどこでも絵をかいたり、暇さえあれば例えば家にあるダンボールでなにかをつくっていました。
ぱおに通う子どもたちと何ら変わらないお絵描き工作大好き少年だったわけですね^_^
では、いつから絵を描き始めたんだろう?
その答えは母が知っていました。
母いわく、2歳の頃に自宅にあったクレヨンで、母が目を離した隙に廊下の壁に落書きをしていたのだとか。笑
仕事から帰宅した父に見せると怒るどころかそれを見て面白がり、それから自由帳のようなものをわたしに買い与えたそうです。
ちなみにこの「壁面」は引っ越しをする六年生になるまで消されずに残っていました。
幼稚園に通うようになったわたしは、早生まれなこともあってか同学年の子達に比べ身体も小さく、話すことが苦手で、なかなか幼稚園に馴染めず登園することを毎日泣きながら嫌がっていたそうです。
みんなが園庭でお外遊びをしているなか、わたしだけ部屋にぽつんと残って遊んでいたそうです。
そんなとき、母が伝えてくれたのか、先生が紙とクレヨンを用意してくれたようです。
何かを描いてみせると先生はとても喜んでくれて、とても褒められて嬉しくなったのを覚えています。
小学校に上がっても、話すことが苦手なわたしはなかなか友だちもできず、最初のうちは寂しい思いをしていました。
(3学年上の姉にずっとついていた記憶があります。笑)
そんな1年生のあるとき、学校のコンクールで描いた孔雀の絵で金賞をもらうことができました。
(孔雀なのに足が4本あるという絵でして。)
これには先生も家族も喜んでくれました。
そして何より、初めて自分が認められた気がして、とてもとても嬉しかったのを覚えています。
その頃を境に刀川少年は人が変わったように明るくなり、友だちもたくさん増えていきます。
自信がついたのでしょうね。
クラスでの休み時間に絵を描いていると周りに人だかりができるようになり、みんな自分のことを褒めてくれます。
タッチーあれ描いて! 次はこれを描いて!
すげー! タッチー絵めっちゃ上手い!
それを母に伝えるとさらに褒めてくれます。もう嬉しくて嬉しくて、。
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さて、話を現在に戻します。
いつから絵が好きになったのか?
振り返っても明確にこの時期、というのは分かりません。
おそらく知らず知らずのうちにのめり込んでいった、というのが一番しっくりくるでしょう。
わたしの場合は幼少期の節目ごとに、大切な出会いやきっかけが重なったのと同時に、いつもまわりにいる大人が「絵を描く自分」を肯定してくれていたような気がします。
父、母、先生。
それがわたしの力になり、いつしか「自分には絵があるから大丈夫!」という根拠のない自信( 今もあります笑)につながります。
たったひとつしか特技はなくても、そのひとつで人は救われるし、人生を明るく照らしてくれます。
わたしにとって絵を描くことは、かけがえのないことであり続けています。
レッスンで子どもたちと接しているときは、まるであの頃の自分を見ているようです。
今度はわたしが子どもたちの道を照らすお手伝いをする番だなと思いながら、いつもレッスンをしているんです☆
刀川昇平