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プチクラス 2024.05.17
プチクラス ねんどであそぼう!
こどもたちが大好きな粘土。
ぱおでは「紙粘土」を工作でよく使うね。
ほかにも、粘土ってたくさん種類があるよ。
今日使う粘土は「陶土」という陶芸用の粘土。
ぱおには陶芸用の窯もあるんだよ。
その陶芸窯で、みんなが陶土でつくった作品を焼成することができます。
みんなが生まれるずーーっと前から、「陶土」は使われている粘土なんだよ。
陶芸について説明した資料も真剣な表情で聞いてくれました。
来週、陶芸作品として制作をする前に、今日は「陶土」に触れて遊んでみよう!
まずは大きな陶土の塊を目の前にどん!
触っていい?
ワクワクしながら触れてみます。
冷たい!
ベトベトしてる、、
これほんとに土なん?
重い!
みんなの思い思いの声が聞こえてきます。
ドロドロ陶土を、ちぎって、こねて、丸めて、、
ツルツルしてきたよ。
おだんごみたい!
ながーいへびも作れるよみてみて! こんなに長くなった!
あっ、千切れちゃった!
粘土固くなってきたよ、どうしたら柔らかくなる?
こどもたち、本当にたくさんの言葉を発しながら、時にとてもおもしろい観点に気づきながら、手を止めることなく動かしていました。
指先は「出ている脳」や「第2の脳」と言われており、末梢神経が集中していて、手先や指先を使うことで脳に良い刺激を与えることができます。
特に大脳に影響を与えると言われており、大脳の働きである「思考力」「記憶力」「運動能力」などは、手先や指先をたくさん動かすことで活性化されます。
粘土遊びは、手指の感覚を刺激するのにとても良い素材です。
手指に受けた刺激が、脳まで伝達されていき、さらに言葉になって表現されている。
こどもたちの頭はフル回転!
来週の制作で使う陶芸道具も使い方の練習をして、最後にみんなで遊んだ陶土をひと塊の大きな山に。
今日は個々の作品にはならないけれど、素材にたくさん触れて、みんなで一つの大きな作品を作ったような達成感を抱いた表情でした。
来週は、陶土に触れた楽しさや嬉しさを感じながら、みんなの「顔」を作るよ。
陶芸作品は、こどもたちの「いま」の手の跡をいつまでも残せる思い出の作品になります。
楽しみにしていてくださいね♪
兼沢真由美