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キッズクラス・ジュニアクラス 2024.06.05
「陶土でつくる、ぼく・わたしとぱお」本番制作 安田小アフタースクール教室
安田小アフタースクール教室キッズクラス1年生
5月31日は「ぼく わたしとぱお②」本番制作
陶土で自分の姿をレリーフで表しました。
先週は陶土に親しみ、あそびの延長で技法に触れました。
今回はいよいよ本番の制作。
みんなが作った作品は6月中旬に陶芸窯で焼成までおこないます。
乾燥・焼成を経ても壊れにくくこの先も残るものを陶土で制作するにあたって、いくつも制約があることを学びました。
今回のレッスンで用いたのは信楽産の陶土でテラコッタ粘土です。
日本では同じ陶土で1万数千年前に作られた土偶が多数出土しています。
今回つくった作品も、この先何万年と残り得る…。
「今」を生きるこどもにとっては数年先のことでも想像がむずかしいかもしれません。
おとなにとっては いかがでしょうか。
20年30年経ってお子さんが大きく成長したあとに、まだ幼かった6歳の頃の痕跡が「形」で残っていて、そのものに触れられる…。
ぜひ大切に飾ってくださいね。
みなさん、これから資料館や博物館や美術館で埴輪や土偶を観る機会があれば、レッスンのことをふりかえってみてください。
自分でも体験したことで、ガラスケースのむこう側にある埴輪がより身近に感じられると思います。
安田小アフタースクール教室キッズクラス1年生担当
溝尻奏子