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イラスト:リンゴ

イラスト:絵具と人物

キッズクラス・ジュニアクラス 2024.09.14

鉛筆で描く 安田小アフタースクール教室2年生キッズクラス

きょうのレッスンで使う画材は、「鉛筆」です。
鉛筆は、学校の授業でノートをとるときに使いますね。

普段は黒色の線を書く鉛筆ですが、絵画用には10B〜10Hという22種類の硬さがあり、それぞれ使い方によって幅広い表現をすることができます。

HはHARD(硬い)の意味です。

ではBは? 

これは、BLACK(黒い)という意味です。

みんなは実際に描いてみてBとHの鉛筆の違いに驚き、納得していました。


このたびのレッスンでは、芯が柔らかく色が濃い3Bと、芯が硬く色が薄い鉛筆(F、2H、Hなど)を使用して作品を仕上げました。

レッスン最初のトレーニングでは鉛筆だけで表現できる色のパレットを作り、そして本番ではそれを活かした白黒の濃淡豊かな絵を描きました!

 

 

モチーフは、野菜や貝殻や松ぼっくりなどの自然物をはじめとして、けん玉、如雨露、車のおもちゃ、照明器具など、いろんな種類のいろんな素材のものを用意しました。

 

 

 

モチーフの持つ固有色の変化、明暗によって起こる色の変化。

この2つの色の情報を自分の中で白黒に置き換えて描く。

これはとても難しく、経験を重ねることがいちばんの成長につながります。

今日のレッスンで鉛筆画の魅力に気づいた子は、ぜひまた挑戦してみてくださいね。

 


美大入試には鉛筆画が必要な科もあり、高校生の鉛筆画の参考作品を見せると、「本当に鉛筆でかいたの?!」と驚いていました

安田小AS教室2年生キッズクラス担当講師
兼沢真由美 川﨑もも