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プチクラス 2025.02.18
「小さな探偵たち」の一年間
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こんにちは 帽子の先生こと、刀川です。
今日は、園児の「観察力」の成長についてお話します。
子どもたちは毎日、身の回りの世界を新鮮な目で見て、たくさんの発見をしています。
一年間を振り返ると、その観察力が育っていることに驚かされることがたくさんあります。
観察力ってどんな力?
観察力とは、ただ「見る」だけではなく、細かい変化や違いに気づく力のこと。
この力は、絵を描くときだけでなく、学びの基礎となるとても大切なスキルです。
プチクラスで育つ「観察する力」
アトリエぱおの園児さん向けクラス「プチクラス」では年に数回、観察画のレッスンに取り組みます。
モチーフ(果物や花など)を「じ〜っくり見て、触って、調べて、描く」ことを繰り返すことで、自然と観察力が育まれます。
見て、考えて、感じて、表現する力を育てることで、お子さんの好奇心や探究心がぐんぐん伸びていくのです。
子どもたちの観察力の変化
新年度の最初は、まだ緊張気味の子どもたち。
「ママやパパと一緒じゃないと不安…」なんて声も聞こえてきますが、心配しなくて大丈夫!
アットホームな雰囲気の中で、少しずつ教室に慣れていきます。
少しずつ慣れてくると、小さな変化に気づく力が芽生え始め、
「先生、今日は帽子じゃないね!」
「今日は絵の具を使うんだね!」
と、身近なことへの興味が広がっていきます。
「雲の形が変わるのはどうして?」
「葉っぱはなんで赤くなるの?」
と、自然現象への疑問や興味がどんどん増えていきます。
お散歩の途中で
「この花、前は咲いてなかった!」
「ダンゴムシはどこにいるの?」
と、自分で発見する喜びも感じられるようになります。
そして、観察力が育つことで、絵本やお話の内容も深く理解できるように。
「この子はなんで泣いているの?」
「このあと、どうなると思う?」
と、登場人物の気持ちを考える力もついてきます。
さらに、お友だちの作品や表情にも関心が広がり、
「○○ちゃん、上手に描けてるね!」
「△△くんの絵、かっこいい!」
と、お互いに認め合う姿が見られるようになります。
観察力が育つと、こんな力が身につきます!
• 細かい違いに気づく力
• 疑問を持って考える力
• 発見したことを自信を持って伝える力
• お友だちの気持ちを想像する力
これらの力は、お絵かきや工作だけでなく、学習や日常生活にも役立つ大切なスキルです。
観察力が育つことで、子どもたちはより深く世界を知り、好奇心を持って学ぶことができるのです。
これからも、子どもたちの「小さな探偵」としての成長を見守っていきたいですね!
刀川昇平
プチクラスは、安佐南教室、五日市教室、南教室、クリップ広島教室を担当しています。