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イラスト:リンゴ

イラスト:絵具と人物

芸大美大受験科 2025.03.04

「東広島ツアー」美術館鑑賞、酒蔵通りスケッチ、「Manda-la」プロジェクト参加

こんにちは。受験科講師の青山です。
2024年11月3日 文化の日に受験科では「東広島ツアー」と銘打って、受験科学生30名で東広島をまわってきました。

1 東広島市立美術館で特別展「刀剣の美」を鑑賞

2 西条の有名な酒蔵通りで「パースの勉強」&スケッチ

実際の街を使ってパースを観察することって、いかにもぱおですよね!

3 美術家 宇佐美雅浩氏と東広島市立美術館の「Manda-la」プロジェクトに参加

なんと盛りだくさんの一日です。

 

美術館での鑑賞を終えた後、街に出て東広島市の真っ直ぐに整備された道路と街並みをたどりながら、ぱお代表加藤がパースのレクチャーしました。

 

 

 

 

加藤先生が『あっちから』といって指差した後、『こっちまで』と逆方向を指さすと、総勢30人ほどの首が『あっち』と『こっち』を行き来していて、周りからみるとたいへん面白い集団だったことでしょう。


酒蔵通りをクネクネと入り込んで、昔の街並みがとても綺麗に保存されていてタイムスリップしたかのような感覚に囚われながら街中でスケッチを行いました。

 

 

各々が気に入った場所でスケッチを楽しめました。

 

昼休憩の後は、いよいよ「Manda-la」プロジェクトに参加します。

地域の住民や証言者から話を聞き取り、曼荼羅のように人を配置し写真を撮り、作品を作られる美術家 宇佐美雅浩氏の作品にエキストラとして参加し、実際の作品の一部になります。

 

このプロジェクトを率いる宇佐美雅浩氏のプロフィールはこちら
https://www.usamimasahiro.com/profile

 

まずはじめに、エキストラで参加する大勢の人々と一緒にレクチャーを受けます。

 

 

参加学生たちは、実際にその時まで自分たちが何をするかもよくわかっていない状況でしたが、受付でそれぞれが演じる役割のコスチュームを渡されて看護師さんや酒造りの杜氏さんになってみんな盛り上がります。



現場では建物の2階よりも上まで上げたクレーンの中から宇佐美氏がカメラをかまえいろいろ指示しています。現場での多彩で雑多な感じはとても面白かったです。

 

 

 

杜氏になったおじさんが寒い中、上半身裸で待機してブルブル震えていたり、倒れたふりを指示されたお母さんの周りを泣き叫びながら赤ちゃんが思うまま歩き回ったり、泣き喚いている赤ちゃんが麹を揉んでいるふりをしている私の前を不思議そうな顔して集合したりと、いつ撮影が行われていつ終了したのかまったくわからずに終わっていました。

この作品は、2025年2月から東広島市立美術館で公開されます。


ともかくいろいろ盛りだくさんだった「東広島ツアー」
アトリエぱおではこれからも楽しいイベントを企画してまいりますのでみなさんチェックをお願いします!!