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イラスト:絵具と人物

芸大美大受験科会員さんへのお知らせ展覧会 2025.03.12

展覧会参加のお知らせ「乾漆の造形 皮膜と身体」

:桜:展覧会参加のお知らせ:桜:

芸大美大受験科とプチクラス講師の小川恵が、

つくば美術館(茨城県つくば市)で開催される
乾漆の造形 皮膜と身体 -漆芸と彫刻のインターセクション-】に作品を出品します:ピカピカ:

 

 

 

アトリエぱおの講師たちは芸大美大出身で、個々の専門分野を突き詰めたアートのプロフェショナルです:ピカピカ:


小川恵は広島市立大学芸術学部と同大学院で漆芸を学び、漆を用いた乾漆技法による作品制作を行っており、普段から展覧会に出品したりと制作活動にも励んでいます。

 

(小川恵 本展出品作)

アトリエぱお講師陣の芸術活動にも注目してみてくださいね:くつろぎ:

 

≪展覧会詳細≫

乾漆の造形 皮膜と身体 -漆芸と彫刻のインターセクション –
2025年3月11日(火)-16日(日)9:30-17:00(最終日14時まで)
つくば美術館(305-0031 茨城県つくば市吾妻2丁目8)


入場無料漆器に用いられる「漆」は、塗料や接着剤として機能し、木地等を支持体にして「表面の皮膜」を形成しています。
そのため、液体である漆が「形態としての身体」を獲得するためには、他の素材を拠り所にする必要があります。
本展のテーマである「乾漆」とは、漆で麻布を重ね固める立体造形技法です。
よって、乾漆においては、繊維や土等の素材を介在させながらも、「皮膜」と「身体」の双方が、漆そのものによって形作られていると言えます。

乾漆の技法や表現は、画一的なものにとどまらず、現代においても多様な拡がりを見せています。

本展は、漆を用いた作品制作や教育研究に取り組む国内15大学の教員、助手、在学生、卒業修了生の乾漆作品を一堂に集めたものになります。

「工芸」と「彫刻」という異なる専門分野を横断し、それぞれの文脈を背景にした作家の乾漆作品を同時に鑑賞できる点も、特色の一つです。多様な作家による試みを通じて、今日における乾漆造形の可能性を改めて考える契機となれば幸いです。