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アトリエぱおとはBlog

イラスト:リンゴ

イラスト:絵具と人物

キッズクラス・ジュニアクラス芸大美大受験科社会活動 2025.06.17

キッズゲルニカ2025 芸大美大受験科の取り組み

【キッズゲルニカ2025】
2025年は、第二次世界大戦の終結からちょうど80年という節目の年。
この「平和80周年」の年に、アトリエぱおでは“平和”をテーマにした創作活動に取り組んでいます。
世界に目を向ければ、ウクライナやパレスチナなど、今もなお戦火の中にある地域があります。
唯一の戦争被爆国であり、被爆地「広島」に暮らす私たちにとって、「平和」について考えることはとても大切な意味を持っています。
 
アトリエぱおこどもクラスでは、年間テーマを「ピース(平和)」とし、日々の制作を通して平和の意味や願いを表現していきます。
 
芸大美大美術系高校受験科では、志望校合格に向けた実力養成をベースにしながらも、例年この時期は「平和」をテーマにした共同制作にも挑戦します。
近年の入試傾向として、テーマ性のある課題が増えており、特に広島市立大学では、アドミッションポリシーにも「世界平和と地域・国際社会の発展に貢献したい人」という文言が掲げられています。
 
この夏、アトリエぱおは「キッズゲルニカ」という平和をテーマにした大型共同制作に取り組みます。
広島の子どもたちとも協力し、ひとつの作品をつくり上げるこのプロジェクトは、市内外で展示される予定です。
共同制作だからこそ得られる学びがたくさんあります。
・広島に暮らす者として、平和80年を考える。
・限られた条件の中で色や構成を工夫する力を養う。
・大作を制作するための制作計画や準備に関わり計画性を身につける。
・制作当日の指導や全体を見渡す視点を持つ。
 
この取り組みは、ひとり一人の関わりで完成します。
描く、支える、伝える。自分にできる形で、参加していきましょう。
 
 
 
 
 
 
溝尻奏子 
芸大美大美術系高校受験科担当講師