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ロボット教室 2025.12.06
〈紐をつたってどんどん進むロープウェイロボット!〉ロボット教室 ミドルコース

ロボット教室ミドルコース 今月のテーマは
紐をつたってどんどん進む「ロープウェイロボット✨
長さ4mの紐を使い、ロボットがどれだけ速く、どれだけ遠くまで、どれだけ安定して進めるかを実験しました。

見た目はシンプルな仕組みですが、速さはほんの少しのバランスで大きく変わります。 ロープの太さ、素材、表面の滑りやすさに合わせて、ギアとギアの間の隙間を広げたり狭めたりすると、
動き方ががらりと変化します。
ロボット本体に重りを足してみたり、逆に軽くしてみたり、
重心を前に寄せたことで勢いよく発進できたり、後ろを重くしたことで安定性が増したり。

「なんで止まったんだろう?」
「さっきより速くなった!」
そんな声とともに、仮説→実験→改善のサイクルが自然と生まれていきました。
興味深いのは、失敗が、悔しさではなく“ヒント”になること。
目の前で動かなくなると、子どもたちはすぐ次の工夫を考え始めます。 「もっとギアとギアの間を狭くしてみたい」 「今のほうが軽くていいかも」 その表情は研究者そのものです。
実はレッスンの数日前のこと。 講師の大山は3歳の息子と一緒に、どんなロープだとちゃんと前進するか、
このロボットと一番相性がいいロープは何か、実験してみました。
太くて柔らかいロープは安定するけれどスムーズに進まない。 細くて硬いロープは軽いけれど滑りすぎる。
「あ、途中で滑って進めなくなってしまう!」

紐ひとつとってもロボットと相性があり深いですねー。
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