アイコン
アトリエぱおとはBlog

イラスト:リンゴ

イラスト:絵具と人物

サマースクール 2019.08.23

【サマースクールレポ】金継ぎブローチ

8月8日の西広島駅前教室では、「金継ぎブローチ」の2回めのレッスンを行いました。
漆を使ったプログラム、乾燥のために2回に分けて制作しています。

1回目のレッスンでは、たくさんの陶片の中から、好きな色・形・模様を選んで、自分なりの組み合わせを考えました。

できた形をくっつけて、漆の下地「錆漆(さびうるし)」を使って隙間を埋めます。
(短い時間で仕上げるために、手順を簡略化しています)

漆はかぶれるので、手袋を忘れずに。

 

 

そしてここからは2回目のレッスン。

乾燥した「錆漆」をやすりで滑らかに研ぎます。

この「研ぎ」が漆の作業では一番大事。仕上がりに大きく関わります。

じっくりじっくり取り組んで、最後に美しく仕上がるのが工芸なのです。

研ぎが終わると、漆を塗って、いよいよ金蒔きです!
弁柄という、赤っぽい顔料を混ぜた漆を塗り、それをのりがわりにして金粉を蒔きます。
「毛棒」という道具で、ほうきで掃くように金粉を蒔き入れます。

 

蒔き終わるとレッスン終了!乾燥を待たなくてはいけないので、残念ながらレッスンの中では完成の姿はみられません。が、こんな感じになるはず!

素敵なブローチができたかな?

作った皆さん、完成した作品を、今度ぜひ見せてくださいね!

  天野