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ピアノクラス 2020.06.02
ピアノレッスン日記№215 あこがれの一曲
ピアノクラスの溝尻雅子です。こんにちは。
ピアノクラスのなおさんには、弾けるようになりたい曲がありました。
それは、ショパンの雨だれの前奏曲。
冒頭の3つの音と、まるで雨だれの音のように全曲を通して一定のリズムで響く低音がとても印象的な曲です。
3月の発表会を無事に終えて、いよいよこの憧れの曲に挑戦することになり、
毎日毎日練習に取り組んだ結果、2か月で弾けるようになりました!
なおさんにとってこの曲は正直なところ、技術的にハードルが高いと思っていました。
しかも普段は、学業はもちろんのこと、部活も(運動部系文化部といわれる吹奏楽部!)生徒会活動も(副会長!!)
すべてにおいて全力で取り組む結果、ピアノの練習になかなか時間を割くことができません。
ピアノは音が出るので、夜間早朝の練習が困難ですから。
そういう状態でもあるので、弾けるようになるまでに時間がかかるだろうと心配していました。
しかし。
3月から5月末まで、約3か月間学校に行けなかった、結果、
練習時間がたっぷりとれたのです。
彼女にとってなんと有意義な3か月間だったことでしょう。
この曲をレパートリーとして日々気持ちよくショパンの音色を楽しみ、
いまは新たに、モーツァルトの「きらきら星変奏曲」に取り組んでいるところ。
この曲は練習曲としても有効です。
手指の細やかな動きもダイナミックな動きも、
そして曲想表現もより豊かになるように、練習を重ねています。
ピアノクラス 溝尻雅子