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アトリエぱおとはBlog

イラスト:リンゴ

イラスト:絵具と人物

こんにちは!こどもクラス講師の樺澤です。

日差しも強く、たくさんの植物がすくすくと育つこの時期。
こどもクラスでは毎年恒例の『春の観察画』に取り組みます。

ひまわり、ナデシコ、ユリ…この時期ならではの花をたくさん集めて、

講師陣は毎日クラスを回っています。

運ぶ姿は、側から見たらお花屋さんのように見えますね(笑)

レッスンがスタートしたら、まず水彩絵の具の三原色を使った混色練習を行います。

赤青黄から橙緑紫…そして黒までの色を作ってみます。

 

 

混色練習の次は、

自分が描きたい花をひとつ選び、鉛筆で下書きを描きます。


今日はただのお絵描きではなく『観察画』
モチーフの花をよ〜く見て描くことがいちばん大切になります。

「花びらの向きがひとつひとつ違うね」


「葉っぱや茎をよく見てみると、ギザギザしていたり毛が生えているね」

 

 

講師からの細かい視点のサポートを受けながら、花をよく観察し、発見し、描き込んでいきます。

下書きが完成したら色塗り!


混色練習したことを思い出しながら、花や葉っぱや茎の色を作って塗っていきます。

「緑色は作れたけど、なんか目の前にある葉っぱの色と違う…」

「よく気がついたね!この葉の色はもう少し暗い緑色だから、少し青を混ぜて暗くしてみようか」

 

植物とて、すべて同じ緑色になることはありません。

わずかな色の違いも観察し、表現していきます。

アトリエぱおに通ってものづくりをしている生徒たちは、

観察する力、描く力、さまざまな道具で表現する力が鍛えられていきます。


その成長ぶりが現れるのが毎年の観察画。

持ち帰ったスケッチブックを、ぜひ親子で一緒にご覧になって下さい。
きっと前よりうまくなっているはずです!

 

こどもクラス 樺澤佳乃

宇品教室火曜クラス、西広島教室水曜クラス、安佐南教室木曜クラス、安田小ASクラス担当