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ピアノクラス 2010.09.09
ピアノレッスン日記 №98
かすみちゃん 6歳 ピアノ歴1年半。
最近のお気に入りは「しきしゃ」になること!
かすみちゃんはレッスンの最後に指揮者になります。曲を聴いて、3拍子かな、4拍子かな、考えて感じて、ピアノに合わせて指揮をします。
ピアノに映る、颯爽と指揮棒ならぬ鉛筆を振る自分の姿をみて、ちょっとうっとり。
かすみちゃんは、最近ピアノを弾くことが楽しくなってきました。
ピアノクラスでは初歩の教材として、呉 暁さんの「アキ ピアノ教本」シリーズを使うことが多く、かすみちゃんも「うたとピアノの絵本 みぎて」から始めて「ひだりて」「りょうて」「アキ ピアノ教本 1」とすすみました。
もうすぐ「ピアノ教本1」が修了します。
この「1」が修了するころが、1つの山場のような気がします。
両手では思うように弾けなかったことがなんだかうまく弾けるようになり、弾けるようになるから嬉しくてたくさん練習し、どんどん上手になります。
これまでの地道な努力が一気に花開くのです
ピアノに限らず何事もそうだと思いますが、力を貯める時期とそれが花開く時期があります。
なかなかじょうずにならないと思っていても、実は力を蓄えているんですね。
水泳などのタイムを競う競技でも同じことが言えます。
一生懸命練習しているのになかなかタイムが上がらない。
自分には才能がないのかと落ち込む。。。
それでも地道に努力していると、タイムがぐんと上がることがあります。
この時期を逃さないように、ピアノレッスンではどんどん練習を進めます。
お母さんやお父さんにも協力してもらい、おうちでの練習ではとにかく褒めて努力を認めてもらいます。
レッスンでは、集中力を切らさないことがポイント。
宿題の曲を弾いたり、新しい曲の解説をしてある程度弾けるようにしたり。
そして最後のしめくくりが、冒頭の、「指揮者」になることです。
音楽にとってとても大切な「拍子感」を養います。
30分のレッスンで、指も頭も心もフル回転です
ピアノクラス 溝尻雅子