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ピアノクラス 2018.10.18
ピアノレッスン日記 №201 譜めくりのこと
「譜めくり」
ピアノ奏者の左側に座って、楽譜のページをさっとめくる役割の人。
譜めくりは簡単そうに見えて、なかなか難しいんですよ。
その曲のテンポを理解し、音楽をよく聴いて、音楽の流れにのって、「奏者の目になったつもりで」絶妙なタイミングでさっとめくる。
決して奏者の邪魔をせず、そして目立たず。
ピアノクラスの発表会でも、連弾の場合は楽譜をおいて演奏することが多いので、生徒に譜めくりを任せるときはだいぶ練習します。
さて普段のレッスンでは、
わたしは連弾が大好きなのでレッスンのうちの1曲以上は生徒とわたしで弾く連弾曲。
連弾の練習はレッスンの最後にやります。
その理由はね、
次の生徒さんがレッスン室に入ってきたとき、連弾の練習をしていたら、わたしが何も言わなくても譜めくりをしてくれるから。
初めて聞く曲の、それも演奏の途中から譜めくりをする場合、たいていの子はとまどってしまうのですけど、
目を皿のようにして楽譜を読み始めます。
いま、どこ??
これも読譜の練習です。
ことしの発表会でも、何人かの生徒さんが譜めくりをしてくれます。
颯爽たる譜めくりの様子も、ぜひご覧くださいね。
ピアノクラス 溝尻雅子