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プレプチプチクラスキッズクラス・ジュニアクラス 2024.01.24
まゆみ先生の「おやすみの日、こどもとなにする?」part.2
前回は1歳半の娘とのおうちあそびを紹介しました。
(こちら☞https://a-pao.com/31893/)
我が家には年長の息子もいます。
息子とは1歳〜2歳の頃は、今の娘とのようにお絵かきしたり主に親が主体で遊んでいました。
年長にもなると、ことばも達者で、知恵もつき、一筋縄ではいきません
そんな中、プレプチクラスで用意する遊びの内容をいくつか我が家で試すことに。
1月のお正月あそびに用意した、風船のだるま。
風船にビー玉を入れて結び、風船を裏返して膨らませると、起き上がりこぼしのように起き上がる風船になります。
この風船を2つ作って、仕掛けは言わずに息子と娘に渡しました。
娘は風船という存在に大興奮。
息子はいつものように飛ばしてポンッとしてみたけれど、床に落ちてゴロンゴロン、起き上がる。
あれ?
という表情をしながらも、何度かポンポンしてみて、
「これ、風船じゃないの?」
と聞いてきました。
「なんでそう思ったの?」と聞くと
「だって、絶対に転がらなくて起き上がりこぼしみたい。」
(起き上がりこぼしは、ぱおのワークショップで制作したことがありました。)
と言うので、
「どうしてだと思う? よく見てごらん。」
すると、風船の後ろに穴を発見。
「なんか穴あるよ! でも穴あったら空気抜けるよね、、」
(穴を触って)
「なんかある!ツルツルで、、粘土? でも固い? ビー玉?」
と答えが出てきました。
「正解! ビー玉を、風船を膨らませる前に結んでるんよ。
結ぶと風船の下にビー玉が固定されて重しになるんよ。」
「そうか、、じゃあ丸いものにビー玉付けたら起き上がりこぼしになるんかな?
ガチャガチャのケースとか。箱だとならん?」
などと言いながら、
〈転がらない〉という点を活かしてオリジナルゲームを考えて遊んでいました。
さて、ここが我が子の創造力発揮ポイント。(親ばかです)
1つ答えを導き出すと、次の創造が生まれていくんです。
「あー、あのときのアレね。アレをあーしてるんじゃね。」
などとよく言われます。
息子を見ていると、経験の大小は関係なく、様々な経験を与えるのではなく(こどもなのである程度は与えていることになりますが)自ら考えていくことで、身につき、次へと繋がっていく、ということを実感します。
4月からは小学生になる息子。
環境も大きく変わり、たくさんの発見や困難も出てくるでしょう。
ぱおのクラスもプチクラスからキッズクラスへステップアップする時期。
同じように心配したり悩んでいる保護者の方がいることと思います。
息子も年中からぱおに通っています。
次回は、年長さんのこどもを持つ保護者目線で、ステップアップについての気持ちを現在進行系の状況からお話したいと思います!
兼沢真由美