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アトリエぱおとはBlog

イラスト:リンゴ

イラスト:絵具と人物

中高生クラス・おとなクラス社会活動 2025.01.15

奥能登珠洲ヤッサープロジェクト

こんにちは、講師の杉谷です。
今回はヤッサープロジェクトの紹介をさせて頂きます。
今から約1年前の2024年1月1日に能登半島沖を震源とした大きな地震がありました。
私は2023年に「奥能登国際芸術祭」という能登半島の珠洲市で開催された芸術祭に参加した縁で何度も珠洲に足を運んでいて、そこで見たもの、体験したこと、感じたこと、まだ記憶がはっきりと残っていたところにあのような地震が起こり、メディアを通して見る珠洲の変わり果てた姿に大変心を痛めました。
自分に何かできることはないか、そんなことを考えていたところ、珠洲の支援と復興のために芸術祭を主催した北川フラムさんを中心として、「ヤッサープロジェクト」が立ち上げられました。
「ヤッサー」とは珠洲の祭りで使われる掛け声のことで、「弥栄(いやさか) 」という繁栄を願う言葉が語源です。
昨年、ヤッサープロジェクトの方から「被災された方がへ向けたメッセージを頂けませんか?」と声をかけていただき、ちょうど中高生クラスで能登の風景を描いてもらったことを思い出し、メッセージと共にその取り組みのことや、「アトリエぱおの仲間たち展」での写真を数点送り、インスタに掲載していただきました。
その様子は下記のURLからご覧になれます。
また、現在の珠洲の様子や寄付の窓口も掲載されています。


奥能登国際芸術祭の図録には59組の参加アーティストの全作品ほか地震後のできごとが記録されていますので、合わせて手に取ってご覧いただけると幸いです。


能登の方々はまだ大変な日々を送られています。
少しでも関心を持っていただければと思います。

 

ヤッサープロジェクト公式インスタ

ヤッサープロジェクト公式サイト

奥能登国際芸術祭の図録

 

・中高生クラスで描いた作品