アイコン
アトリエぱおとはBlog

イラスト:リンゴ

イラスト:絵具と人物

ロボット教室 2025.07.04

ロボット教室ベーシックコース

ロボット教室ベーシックコース

今回のテーマは、はたらく車を再現したロボット「ダンプくん」


ただ前に進むだけではありません。

途中でギアにかみ合って、自動で荷台が持ち上がり、荷物をおろすという仕組み付き!


 「どうやったら、ちょうどいいタイミングで荷台が動くんだろう?」


 「ギアがしっかりかまないと動かない!」


 子どもたちはロボットの動きをじっくり観察しながら、ギアの位置や荷台の角度、重さのバランスを試行錯誤。


「ここで止まって、ここで上がる!」


 「角度が浅いと荷物が落ちない…」


 「ギアがずれると、動かない!」


一見シンプルな動作の中に、「タイミング」「構造」「力の伝わり方」といった工夫がたっぷり詰まっていて、ひとつひとつ調整しながら完成を目指します。


さらに、途中で荷台を“昇降台”に改造した子も!
 荷物をおろすだけでなく、上下に動く仕組みに変えてみることで、ギアの応用や新たな構造にもチャレンジ。
 「これってエレベーターみたいだね!」と、身近な仕組みへの興味にもつながっていきました。


そしてついに、


 ごとっ!ガシャン!――


 「おおーっ! ちゃんと荷物が落ちた!」
 教室に拍手と歓声が広がります。
ギアのかみ合わせで動きを変えるこの仕組み、実は身の回りの多くの機械にも応用されているんです。
 「動きをコントロールするって、おもしろい!」
 そんな気づきがあふれる、探究心たっぷりの活動になりました。
自分でつくった「ダンプくん」がちゃんと荷物をおろすときの達成感は、格別!
仕組みが「わかる☞できる☞楽しい」につながる、ワクワクの時間でした! 

 

大山佳祐 ロボット教室担当