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社会活動 2025.10.20
己斐のまち

アトリエぱおは1994年春、広島市の西部の町「己斐」で誕生しました。
「己斐」は地元の人にとってはなじみ深い地名ですが、
はじめてこの地名に出会う方は、なんて読むの?と。 読み方もわからないですね。
「こい」と読みます。
その起源は古く、己斐一帯には、築城は中世と推定される己斐氏を城主とする山城が4つあり、
その城主の氏から、この地を「己斐」と名付けたと言われています。
四城跡のうちのひとつ、通称「己斐古城」のそばには旭山神社があり、10月18日と19日は秋の大祭でした。
18日には境内で夜神楽が、そして19日は神輿が地区を練り歩きます。
子どもたちも神輿を曳くんですよ。
そして、西広島駅(数年前に駅名が改称されるまでは己斐駅でした)の駅前広場「コイプレイス」では、
「花」をテーマにしたイベントが開かれています。
どうして「花」かというと、己斐は歴史ある植木の町でもあったからです。
西広島駅は改装されて今風の駅になり、駅前は再開発で高層マンションの建設が進み、
アトリエぱお開校当初からはすっかり景色が変わりましたが、
古い伝統を大切に、そこに新しい息吹を加えていくことはいいことですね。
生け花のコンテストでは、アトリエぱお代表の加藤が審査員のひとりを務めました。
地元のイベントにお声がけいただき、光栄です。