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中高生クラス・おとなクラス 2026.02.15
水墨画 中高生クラス

こんにちは! 市場海沙です。
1月に行った中高生クラスの実習の様子をご紹介します。、
今回の実習では「午(うま)」をテーマに水墨画制作に取り組みました。




水墨画は、墨の濃淡やにじみ、かすれなどを活かして表現する絵画で、
中国で発展し、鎌倉時代に日本へと伝わったとされている、
800年以上の歴史のある伝統芸術のひとつです。
中国では雄大な山水画が多く描かれ、
日本では禅の影響を受けながら独自の発展を遂げ、
より簡潔で余白を活かした表現が広がっていったことなど、
当時の作品を見比べながら、歴史の流れも紹介しました。
また、「水墨画」とひとことで言っても、
描き方やジャンルはさまざまであることも学びました。
山水画、花鳥画、人物画など幅広い世界があり、
技法によっても表情が大きく変わります。

制作に入る前に、まずは基本技法の練習から。
・たらし込み
・破筆(はふで)
・片墨(かたずみ)
など、水墨画ならではの表現方法を繰り返し試しました。



墨の量や水分の違いによって生まれる偶然の表情に驚きながら、何枚も練習を重ねました。


十分に練習した後は、参考資料を見ながらいよいよ「午」を描いていきます。
習った技法を意識しながら、かすれや滲みをうまく活かした表現に挑戦していきます。
最初は慎重だった筆運びも、枚数を重ねるうちにどんどんスムーズになり、
力強さや躍動感が感じられる作品へと変化していきました。





最後は、落款(らっかん)風にサインを入れて完成。
墨一色だからこそ奥深い、水墨画の魅力を存分に体験できた実習となりました。
市場海沙 子どもクラスの安佐南教室火曜クラス、安芸教室、安田小アフタースクール教室、緑井教室、クリップ教室を担当しています。









