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中高生クラス・おとなクラス芸大美大受験科 2026.05.09
似島アート合宿 芸大美大美術系高校受験科

こどもの日の5月5日
受験科と中高生クラスの約80名の学生たちと講師5人で、
似島(にのしま 広島市南区)にアート合宿に行きました。


晴天に恵まれた似島は、暖かな陽射しで山や海は美しい色に染まっており、
鳥の声、波の音、風でそよぐたびに葉や木々が擦れる音、
土や潮の香りがでいっぱいでした。
似島は戦争遺跡が多く残るところでもあります。
スケッチのために展望台に向かう途中、旧陸軍の馬匹(ばひき)検疫所跡地を見学しました。
ここは被爆時には臨時野戦病院となり、多くの被爆者の火葬場となりました。
展望台では各自、思い思いの場所でスケッチを行いました。



持参したお弁当を青空の下で食べると、いつも以上においしい!
描き終わった作品は一箇所にまとめて展示し、他の人が描いた作品を観賞。


さらに、各先生からの総評と、先生方一人一人のエピソードを聞きました。
どんな人なのか、何をしている人なのか?
普段の顔と違う面が、垣間見えたでしょうか?



野外炊飯はカレー作り。
施設が準備してくれた材料やレシピの紙を見ながら作るのですが、
普段あまりお料理をしていない学生は、なかなか大変そう!


薪の火で調理するのは、普段から料理をやっている大人でもちょっと大変。
お味のほどは

…ですが、
いえいえ、みんなで作ってみんなで食べる楽しさが、全部おいしさに変わるのです!

夕食後は二つのグループに分かれ、ピースキャンバスと多種目クロッキーを交代で行いました。
ピースキャンバス制作。
施設の体育館で色塗り作業を行います。
線描きを終えた下絵は、あらかじめ準備しておいた絵の具の色番号が振ってあります。
(下準備の様子はブログで公開しています。https://a-pao.com/43187/)
絵の具は、一色ずつていねいに調合したもので、似島に行く前に学生たちが準備ました。
原画デザインを担当した学生が指定する色を、他の学生達も一緒に次々に作っていくのですが、
自主的に手際よく進んでいく様は実にお見事!
完成が楽しみです!

クロッキー会は、自己紹介クロッキー、棒人間クロッキー、輪郭クロッキー…と、
さまざまな表現を楽しみました。




どのメニューも、似島で行うにふさわしいものばかりですが、
特に原爆との関わりが深い似島で、ピースキャンバス制作をすることは、大変意義深く思います。
宮郷敦子 芸大美大美術系高校受験科担当









