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展覧会 2026.05.22
「ロートレックとミュシャ パリ時代の10年」広島県立美術館

講師の小川です。
広島県立美術館で開催されている特別展
「ロートレックとミュシャ パリ時代の10年」へ娘と行ってきました!
娘はどこの美術館へ行くのにもだいたい連れていきます。
4歳頃から日本伝統工芸展などのかなり渋めの展示にも連れて行きますが、
しっかり見ていて関心します。
こどもの発想や着眼点を知れてなかなか楽しいものです。
さて、今回の展覧会ですが、
19世紀末のパリを代表する二人の芸術家、ロートレックとミュシャの作品を同時に楽しめる、
とても贅沢な内容。
華やかなパリの空気を感じる展示でした。

ロートレックの作品は、
街の熱気や人々のエネルギーがそのまま飛び込んでくるような迫力があり、
一方でミュシャの作品は、
繊細で優雅な線や装飾美が本当に美しく、思わず見入ってしまいました。
同じ“パリ”を生きた二人ですが、表現方法がまったく異なっていて、
その違いを見比べながら鑑賞できるのがとてもおもしろい。
娘(7歳)はミュシャの繊細な美しさを気に入っており、
髪が綺麗だね、かわいいね、と見入っていました。
ミュシャやロートレックは画集で見ることも多いですが、
やはり本物のサイズ感や質感、色の深みは実際に見ないとわからないものです。
特にポスター作品は、印刷物でありながら絵画のような迫力があり、とても勉強になりました。
受験にも繋がるデザインや平面構成にもつながるヒントがたくさんありましたよ。
「昔の作品なのに、今見ても新鮮に感じる」
というのは本当にすごいことだなと改めて感じます。
「絵画」というより、デザインの原点を感じられる展覧会なので、
デザイン志望の学生にもおすすめ!
また、特におすすめなのが、イラストを描く子! キャラクターデザインの入試がある生徒は、
キャラのポージングから世界観の作り込み方まで勉強になります。
また、ミュシャは日本の工芸的な文脈で語られることも多く、
工芸志望の子にも見てほしい…
学生時代に初めてミュシャを生で見た時は、このまま漆で蒔絵にしたいなーなんて思いました。
…そうですね、全員見に行きましょう!
気になる方はぜひ足を運んでみてください
小川恵
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「ロートレックとミュシャ パリ時代の10年」
広島県立美術館
会期:5月31日まで









