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中高生クラス・おとなクラス 2020.11.08
中高生クラス 穴窯焼成見学
中高生クラスでは先月作ったアマビエを穴窯で焼成しているところを見学しにいきました。
穴窯とは、1500年以上前から伝わる陶芸の焼成方法です。
現代の陶芸作品は扱いが簡単で均一な焼成が可能な電気やガスの窯で焼成することが多いですが、薪で焚く窯は火の回りが不均一のため思いもよらない風合いが生まれ、好んで使う作家もいます。
数日にわたって火の番をしなくてはいけないこと、薪などのコストがかなりかかることなどから、なかなか気軽にはできない窯です。
安佐北区の窯場に見学しに行った時点で窯の中の温度は既に1100℃。
72時間で約1300℃まで上げていきます。
今回、声をかけて頂いた陶芸材料を扱うお店の三器さんからのご厚意で薪を入れる体験をしました。
実際に体験するとものすごい熱さです。手袋をしないと薪を入れるのも難しく、あまりの熱さに腰が引けてしまう生徒もちらほら。
この後、1週間ほど冷まして窯から取り出します。はたして無事に焼けてるでしょうか。こちらの作品は「ぱお展」に展示する予定です。お楽しみに!